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頭皮ケア
フケ症の多くは脂漏性皮膚炎の先行型か軽症型。放っておくと薄毛や脱毛の原因にもなりかねません。頭皮のSOSサインを見逃さないで、早めにケアしてあげましょう。
【監修】
帝京大学医学部附属溝口病院
皮膚科学教室 教授 清 佳浩
知っていましたか?ひとことでフケと言っても、タイプは2種類あるのです。
白く細かいフケがパラパラ落ちるのは、乾性のフケ。おもにシャンプーのし過ぎで皮脂が不足し、頭皮が乾燥してしまうために起こります。
ベタベタした湿性のフケは頭皮の皮脂の分泌が多い人にみられ、頭皮に張り付いていたり、かたまりになって落ちてきたりします。
とくに注意したいのはベタベタ型のフケ。この場合、脂漏性皮膚炎の先行型または軽症型であることが多いのです。実際にフケの悩みで皮膚科を訪れる人の60%くらいは脂漏性皮膚炎と診断されています。
脂漏性皮膚炎とは、文字通り皮脂の多い部分にみられ、赤く炎症を起こしてかゆみを伴う皮膚疾患。ひどくなれば強いかゆみから頭皮を引っ掻き、浸出液が出てかさぶたになったりしてしまいますが、初期のうちや軽症なら頭皮は赤くならずに脂っぽいフケが出るだけのことも。放っておいて治療が必要になってしまう前に、この段階で先手を打っておきたいものです。
ただし、すでにフケがひどい場合は脂漏性皮膚炎のほか、アトピー性皮膚炎や乾癬などの疾患が原因ということもあります。安易に素人判断はせず、皮膚科専門医に診てもらいましょう。
抜け毛が気になるという人の頭皮を顕微鏡で見ると、毛穴に皮脂と湿性のフケが張り付いていることがあります。 これを放っておくと皮脂を栄養源としてフケ原因菌は増殖し、さらにフケが増え・・・という悪循環に。頭皮にも髪の毛にとってもダメージが大きくなります。
健康な髪は健康な頭皮から生まれます。積もりに積もった皮脂やフケは薄毛や脱毛の原因のひとつになると心得て、やはり毎日のケアで健康な頭皮を目指しましょう。
三食きちんと、栄養のバランスのとれた食事をするというのは何事においても基本ですが、とくにビタミンB群を多く含む食物(豚肉、ほうれん草、牛乳、レバー、シイタケなど)を摂り、脂肪の多い食物を控えてオーバーカロリーに気をつけましょう。
オーバーカロリーになると皮脂は余分に分泌されてしまいます。とくに脂肪は高カロリーなので油っこいものは控え、甘いもののとりすぎにもご注意を。1日の摂取カロリー全体で調整するのがよいでしょう。
とにかく睡眠!多少のストレスも、睡眠を十分にとっていればある程度解消されます。心身の健康のためにも、1日7時間の睡眠時間を確保しましょう。
また過労に注意し、おおらかな気持ちを大切に。お酒の飲みすぎにも気をつけましょう。
正しいケアの方法はこちらをご覧ください
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